ハッピーエンド?!
勇気づけ子育て子育てコーチング協会所属コーチのしらとりさえです。
去年我が家は、長女の高校受験、長男の中学受験、ダブル受験でした。二人とも、小学校受験をしたので、本来ならこのタイミングでの受験は予定外でした。そのまま希望すれば、内部進学できたのに!
なぜ?
小学校受験は親の意向で決めましたが、思えば幼児期から、
「あなたはどうしたいの?」と聞いてきました。
決められないときは選択肢を 用意して、「どちらにする?」と。
「ママが言ったから、じゃなくて、自分の人生、自分で決めて、自分の人生の主人公は自分自身だよ!」と。
そんなわけで、娘は、「高校は外部へ出たい!」
息子は、「そのまま中学には上がらない!」そういうわけで、小学校、中学校、高校受験を経験することに、、、
どの受験がベストか?と聞かれても、どれでもないし、、、
どの段階でも受験勉強は役に立ってると思う。ただし、やり方を間違えなければ。
そして、どのタイミングの受験でも、本人が決めたかどうかがとても大事!(小学校受験でも、実は
やらされた受験だと、わざと子どもは落ちてくる!ってことがある!)
そして、結果にフォーカスではなくて、どんな受験にするか、過程が大事!
そうはいっても、第一志望合格が、最高のハッピーエンドなんだとは、、、正直思う。
じゃあ、そうでなかった子たちは、みんなアンハッピーエンドなの?
我が家の場合、二人とも結果だけに、フォーカスしたら、アンハッピーエンドでした。
でも、どんな受験にしたいかにとことんこだわり、子どもが納得したやり方で受験勉強をした結果、
第一志望合格でなかったとしても、本人たちはやりきったという清々しい気持ちでいっぱいだったよ
うです。実際経験していない親には、わからない気持ちなのかもしれません。
そして、いつまでも引きずっているのは、子どもの人生に自分の人生をのっけてしまった親ばかりか
もしれません。
子どもはとっくに前をむいて、どんどん自分の人生を歩んでいく。
受験が終わった時に娘は、「自分の将来の夢は変わらない。それが、山の頂上だとしたら、今回の結果で、違うルートで頂上に向かうことになっただけだしね。」
と言っていた。
ずっと、自分が子どもを勇気づけていたと思っていたけれど、実は親の私が元気づけられた瞬間でした。
そして、もうこの子は大丈夫!子育て終了?!ハッピーエンド!と思った瞬間でした。