わが子の自立心を支えられたら

はじめまして。
勇気づけ子育てコーチング協会認定コーチの

よしい まみ です。
(プロフィールはこちら

長女の中学受験のころから、こちらでの勇気づけの学びを取り入れて
2人の娘の中学受験を無事終えました。

前回のコーチからのバトンを受けて、
まずは長女との中学受験の思い出を一つ。

6年生の強い主張

長女が新6年生になるころ
強い主張、反抗、反発感、という名の心の成長期とぶつかりました。

親の提案は全く受け入れない、
自分のやり方、解き方は曲げない。
親のモヤモヤ最大限!!
そんな私の様子に、わが子もストレスフル!!

どうしていいのかわからない。。

そんな中、すがる想いで勇気づけとコーチングの学びに出会い、
大きな気づきがあったのです。

それは、
『さまざまな見方、考え方の存在を認める』
ということ。

これは反抗なんかじゃない。
娘が自立したいだけなんだ。

私の中で、大きな衝撃とともに
反抗、という言葉が崩れ落ちた瞬間でした。

わが子は自分でやりたいようにやりたかったのです。
そして、強く主張しながらも親への想いもあり
苦しかったのだろうと思います。

気づきを促すコーチングの技法、行動を変える勇気づけの学び
反抗を抑え込むのとは違う見方をすることができたのです。

先の見えなかったこの受験生活に一筋の光が見えた気がし、
目の前が次第に晴れやかになったのです。

これは自立。
この子にはその能力がある。

この自立を尊重しながら、娘を支える。

それが私の中学受験サポートのテーマになりました。

その後はいくつかの話し合いを重ね、
私は受験を応援する仲間として娘にとって必要な手助けをすることになりました。

まず頼まれたのは
「基礎力トレーニング」という、毎日の計算の丸つけ。
そこに娘に寄り添う気持ちを添えました。
私が一方的に行うのではなく、
娘からのニーズにサプライするスタンスに変えました。
おかげでお互いに穏やかに向き合えるようになったのです。

数日後、娘からある物を手渡されました。

赤いフェルトの娘が手縫いしたペンケース。
丸つけ用赤ペンや修正液が入れられるサイズ。
小花も縫い付けられていました🌸

『一緒に頑張ろう。これからもよろしくね』

そんな気持ちがこもった贈り物でした。

反抗でなく、自立。それを受け入れた私を、
娘が受け入れてくれたのでした。

その赤いペンケース。
大切に持っています。
あの時の娘の想いを、思春期に入ってまた新たな関係性となった今も、
時々手にとっては思い出します。

今、様々な思いでいらっしゃる親御様の育児、受験サポートが
すこしでも明るく光りあるものになりますように。。。


我が家の勇気づけ受験や思春期の娘との関わりなど、
よしいまみのブログでも書いています。
ざっくばらんに書いていますが、よかったらのぞいてみてくださいね。

ここでまたお会いできるのを楽しみにしております。

ひとまず次回のコーチにバトンタッチ♪

よしいまみでした。